「葉°ずる」とは?

葉っぱの葉脈を使って、
植物にも生命があることを、
様々な組織がそれぞれで大切な役割を果たしていることを、
表現しているおもちゃです。

制作過程

アイデアを出す

夏期課題の科学館見学を通して学んだことや、登戸小学校訪問・特別講義、生田緑地のフィールドワークの中で体験したこと、気づいたことなど細かいところまで、ポストイットに書き出しました。
そのポストイットをグループ化した上で図にまとめ、チームで意見の共有や検討をしました。

アイデアを絞る

「親子で楽しく学べるかがくおもちゃ」という大きなテーマの中で、私たちのグループの「動植物」というテーマに当てはまる「かがくおもちゃ」の具体的なアイデアをできるだけたくさん出し、そこから様々な要素を再検討した上で、ひとつのアイデアに絞りました。

アイデアを決定

決定したアイデアは「葉っぱの葉脈をモチーフに、パズルを用いて葉脈の働きについてわかるかがくおもちゃ」です。
はじめは厚紙など手近なもので簡単なプロトタイプを作成し、他のチームや先生方に発表し意見の交換をしました。

プロトタイプ作成

手近なもので簡単なプロトタイプを作成してみました。
この時点では、完成版で使用するアクリルではなく、100円ショップなどで比較的安価で入手することができる<紙ねんど>で試行錯誤を重ねました。

中間プレゼンテーション

制作したプロトタイプを用いて、他のチームの人にアイデアや概要を、実際に説明しました。発表後、他のチームや先生方からたくさんの良い意見やアイデアを聞くことでき、次のおもちゃの作成に繋がりました。

おもちゃ作成

作成するかがくおもちゃの名前は「葉°ずる」に決まり、実際にアクリル板を使ってかがくおもちゃを作り始めました。親子で楽しんでもらえるように、ルールづくりや、注意事項・おもちゃで遊ぶ時の手順なども検討し、まとめました。

おもちゃ作成 2

ポスターを制作し、かがくおもちゃが完成しました。チームのメンバーだけでなく児童クラブの子どもたちにも何度も遊んでもらい、問題点や懸念すべき点などを見つけ、その度に修正を重ねていきました。

登戸小学校ワークショップ

実際に制作した、かがくおもちゃ「葉°ずる」を、小学生に遊んでもらい、フィードバックを貰いました。生田緑地で行われる最終発表に向けて良い予行ができました。

科学館発表準備

科学館での本番発表に向けて、「葉°ずるブック」の量産や、登戸小学校ワークショップで浮き彫りになった、体験の一連の流れがスムーズに進まないなど諸課題の改善を行いました。
発表に向けた準備が進んでいます!

科学館発表

これまで制作してきた、「葉°ずる」を、一般の子供たちや保護者の方に体験していただきました。
レーザーカッターでの作業がうまくいかなかったり、 苦しい時期もありましたが、実際に子供たちや保護者の方に体験してもらうことができて、感動しました。